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R24/ARC-5(BC946) その2 分解 [ARC5]

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 開腹しました。驚いたのは、RFコイル、IFTがプラグイン式になっていること。チューニングVC、コイル、IFTを変えれば、どの周波数の受信機にも転用が可能となる仕組みです。さすが軍用です。

【リペアの情報】
ARC-5 Manual →公式マニュアル(パーツリストP108)
Surplus_Radio_Conversion_Manual_Volume_1 →p62にBC-946B、p73にBC-453の記載
Surplus_Radio_Conversion_Manual_Volume_2 →P6~にBC-454、P59にBC-946B の記載
Surplus_Radio_Conversion_Manual_Volume_3 →P5~にBC453、455の記載
The ARC-5'er Power Supply →電源とアウトプットの改造
command_sets 1957 →p118~に受信機の改造記事
BC946 manual →詳しい部品表
73 janyuary 1962 P24 →P24にcommand set speakers
Arc5 convert →電源、スピーカ接続、BFO on/off、ゲインコントロールの記事
AN/ARC-5 Aligment Procedure(ベンチテスト)

 分かったことは、
・B電源は180V~230V、40mA。ヒーターは12V1.5A程度が必要
・OUTはT1のpin6で300Ωとなる
・ゲインコントロールはJ1のピン1(RFと第1IFのG)をVRでコントロールする
・BFOはピン5でon/offする

【分解】
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 C、トランス類、真空管              奥BFO、IFT 前RFコイル
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 C同調のIFT                    RFコイルの中身
 真空管が12SR7の代わりに6SR7でした。ヒーター電圧を6.3X2とすれば12V、6.3V両方使えるから問題なしです。オリジナルでない(日本製)CRが散見されます。いずれ全部入れ替える予定です。IFTもRGコイルもタイトボビンを使ったものでQが高そうです。
 構造(保守性)といい部品といい、さすがarmy仕様です。 

タグ:真空管 ARC5
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