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UV-K5(5) KD8CEC ファームウェア [UV-K5]

IMG_0459.png スクリーンショット 2024-03-28 16.54.58.png
 UV-K5を広帯域受信機にしたとはいえ結局hamバンドしか聴きませんから、アマチュア無線に特化したKD8CECファームウェアに入れ替えました。CECファームウェアは、WSPR 、APRS TX の追加と進化しています。KD8CECさんはuBITX作成時にファームウェアを利用させて貰いました。今回入れたのは3/25リリースの ”Version 0.3C” で、macでgithubにあるフラッシャーを使ってインストールしました

  • AM,FM,CW,SSBに加え、DIG.M(デジタルモード)メニューからWSPR,APRSが可能
  • PCから(ファームウェア同梱の)UV5DigManagerを使用してWSPR情報をUV-K5に入力できる(スタンドアロンWSPR機能がある。)
  • APRSメッセージを送信する機能がある
  • スペクトラムとウォーターフォールが表示可能
  • FM放送はフルバンド(IJVは低い周波数が聴けなかった)→災害でnetがダウンした時には有用
 メニューをたどると分かりますが、と、これはもう受信機ではなくトランシーバーです(元々トランシーバーですが)。もっとも保証認定を受けないと使えないわけですが。同サイトには


50Mhz および 28Mhz 帯域で WSPR を送信できるようにしました。
50Mhz および 28Mhz を使用するには、LPF または BPF フィルターを取り付ける必要があります。スプリアス信号はメイン信号よりも大きく生成されます。・・・APRSで使用されているケーブルは、0.3Xで追加機能が予定されているWSJT-Xとの接続にも使用されています。

と記載があり、FT8も実装されるようです。チップを入れ替えて「HFフルバンド受信機」に改造、DSPボード、GPSを追加する記事もあります。1700円のハンディー無線機がここまで進化するとは、驚きます。

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UV-K5 (4) IJVファームウェア [UV-K5]

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 ファームウェアを多機能なIJV(2.9R5)に入れ替えてみました。マニュアルからファームウェアとアップロード用アプリ ”k5prog‐win” がダウンロードできます。macでは( Windows10 以前バージョンも)オンラインでフラッシュ出来るので、簡単なフラッシュを使いました。Safariでは仕えません、Chromeを使用しました。CHIRPでチャンネルをsaveしておきます(マニュアルにはCHIRPの使用法も載っています)。

  1. ファームウェアをデスクトップにダウンロード→解凍
  2. Browseで ”firmware_IJV_v2.9.R5.bin” を選択してフラッシュ
  3. PTT + EXIT を押してリセット
これだけです。スペクトラム表示はありませんがCWもサポートされてます。1VFO表示が出来、受信機としてはこちらの方がスッキリします。

 同サイトではv3が準備中とのことです。→V.3出ました

このファームウェアは常に進化しており、単なるバージョン2.9R5のアップデートではなく、無線の技術的使用のための注目すべき機能を備えた完全な再構築です。バージョン 3 では、もう 1 つのラジオが手に入ります。!より高いレベルの専門知識が必要です。

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UV-K5(3) PCでチャンネル登録 CHIRP [UV-K5]

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 macに入れました        パッチを当てるとUK-K5(egzumer)が表示される

 10キーを使ってUV-K5でチャンネル(メモリ)をチマチマ登録をするのは鬱陶しいです。PCのメモリ編集アプリはWebooさんのCHIRP for UV-K5-RX-JPがメジャーですが、ファームウェアをegzumerさんのものに入れ替えたためこのアプリは使えません。githubにある汎用の”CHIRP”を入れてみました。

 CHIRPは多くのリグに対応しておりUV-K5でも使えますが、ファームェアを入れ替えたので拡張された周波数、機能の編集は出来ません(改造していないUV-K5には使えると思います)。uvk5_egzumer.pyでCHIRPにパッチを当てる必要があります。

《自分用のメモ》
  1. CHIRP homeのダウンロードから最新版のCHIRPをダウンロード →macを使ったのですが当然windowsでも可能です
  2. CHIRPをインストール
  3. egzumer/uvk5-chirp-driverからuvk5_egzumer.pyをダウンロード
  4. 同ページの Loading with menu 通りにパッチを当てる
  5. CHIRPのヘルプの開発者モードに✓ → CHIRPを再起動
  6. CHIRPのFile →Load moduleからuvk5_egzumer.pyをインストール(CHIRPの下部に赤いラインが出る)
  7. モデルにUVK-K5(egzumer)が追加される →毎回やる必要がある?みたいです(近々CHIRPに組み込まれるとのアナウンスがあります)
  8. UVK-K5とPCを繋ぎ、無線機→「無線機からダウンロード」でメモリが読み込まれる
  9. 編集の後「無線機にアップロード」でデータが書き込まれる →ファイルが保存できる
 大体こんなところです。試しに航空無線を書き込んで見ました、室内でも120.45MHz関西アプローチがよく聴こえます →エアバンド初体験。チャンネル登録が簡単にできるようになったので、登録を大幅に見直してみます。

 昔uBITXでCAT(パソコンコントロール)を使いましたが、UV-K5でも出来るようなのでやってみたいです。
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UV-K5 (2) ファームウェア入れ替え [UV-K5]

ファームウェア.jpeg 7D2C1CC2-128E-4FE0-AA3D-15AFAA7986E6.JPG

ファームウェア入れ替え
 送信が全く出来ないのも寂しいので(せめてダミーを付けて変調音は聴いてみたい、出来るなら保証認定も、と)ファームウェアをwebooさん →egzumerさんのもの(v0.22)に入れ替えました。今回もjh4vajさんのサイトにお世話になりました。ダミーを付けてPTT →LEDが赤色点灯、バンド外はTX DISABLEとなり無事送信を確認。本家のファームウェアを入れれば元に戻せると思います。windowsを使いましたが、macでも出来るそうです。

隠しメニューと送信バンド限定
 PTTとその下のSW1を押しながら電源を入れる →61〜69番が追加される。隠しメニュー61のF LockをCEに設定すると、日本のアマチュアバンド144~146MHz、430~440MHzに送信が限定されます。

自分用メモマニュアルを参照すると)
 M(メニュー)
1  :周波数ステップ→fmは20kHz
2  :送信パワー →low
9  :W/N切り替え
13:モード設定 →デフォルトはFM、AM/USBは受信のみ
16:チャンネル登録、17で消去
60:スケルチ
 スキャン関係
14:チャンネルをスキャンリスト1に追加
15:チャンネルをスキャンリスト 2 に追加
16:現在の設定をメモリーチャンネルに保存
17:メモリーチャンネルの削除
22:スキャン再開モード CARRIER - 信号が消えた後にスキャンを再開、タイムアウト - 5 秒間の一時停止後にスキャンを再開、STOP - 信号を受信した後、スキャンを停止
 サイドボタン
23:Sボタン1、短押→モニター
24:Sボタン1、長押→未設定
25:Sボタン2、短押→スキャン
26:Sボタン2、長押→ 未設定
 隠しメニュー
61:TX 周波数帯域プランを設定→CE(144-146、430-440)
  DISABLE ALL =すべての周波数で TX を無効、UNLOCK ALL =すべてのバンドで TX を有効→SGとして使える?、ex.54MHzでは2.4ミリワットらしい
@1200MHzの設定→999MHzを入力すると4桁に変わる

 サイドボタン(Mの23〜25で設定)
FLASH LIGHT: LEDライトが点灯/点滅
BANDWIDTH: 帯域幅を変更
MONITOR: モニター機能ON/OFF
SCAN: スキャン開始
FM RADIO: FMラジオ
LOCK KEYPAD: キーロック
SWITCH A/B: A/Bチャンネル切替
VFO/MR: VFO/メモリーモード切替
SWITCH DEMODUL: FM/AM/SSB切替
CHANGE STEP: 周波数ステップ変更 の設定が可能、迷いますw

s1短押→モニターに設定、長押→ 未設定
s2短押→スキャンに設定、長押→ 未設定

 周波数メモリ登(6mAMのメインチャンネルを登録する場合)
・10キーで周波数を設定 →50.6000
・M 1で周波数ステップ →1KHz
・M 13でモード設定  →AM
・M16でチャンネル登録 →m8 となります。

取り敢えずこうなっています
m1 432FM
m2 144.7FM
m3 18.000USB
m4 21.150USB
m5 29.0FM
m6 51.000FM
m7 50.01AM
m8 50.60AM
m9 1293FM
@後々バンド毎にチャンネルが増えてくると思います。430MHz帯→10番台、144MHz帯→20番台・・・とした方が良さそうです。チャンネル管理にアプリが要ります。→CHIRPが使えます

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UV-K5のアンテナ(2) [UV-K5]

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                    ③のNanoVNAデータ
 ジャンクBoxから出てきました、①は144MHz、③は144,430共用、共に大昔に秋月で買ったものです。②はFT-73付属のものだと思います。右2つは自作で430アストラルプレーンと急遽作った1.2Gの2/3λヘンテナ。アンテナばかり増えました。

 ③のアンテナで、120.45MHz関西アプローチがよく聴こえます。

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UV-K5のアンテナ(1) [UV-K5]

6B18E20C-312D-422F-99AA-3B9066E25923.JPG アストラルプレーン1.jpg
 UV-K5の周波数拡張も出来たので、jh4vajさんのサイトを参照に1.2Gのアンテナを作ってみました。銅線を曲げるだけですから1時間ほどで完成。BNCコネクタがなかったのでM→BNC→SMAですが( 変換コネクタ ↓ 買いました)、受信用だからまぁいいか。以前に作った430アストラルプレーンも引っ張り出し受信実験。両バンドとも何も受信できずw。アストラルプレーンの方は、付属アンテナに比べノイズレベルでSが1つ上がった程度です。


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UV-K5 (1) 買ってみました [UV-K5]

IMG_0166.jpg IMG_0149 2.PNG


 別館は久々の更新。 
買ってみました
 SNSで話題の非合法無線機UV-K5を買ってみました。ファームウェアを書き換えると18ー1300MHzのAM、FM、SSB受信機になるらしいです。AliExpressを見るとナント10.36ユーロ=1670円、アンテナ、バッテリ、バッテリチャージャーが付いてこの値段、しかも送料無料です。→思わず買ってしまいましたw。昔パケットをやっていた頃の430のアンテナ(1.2Gも対応)もあるので久々にUHFを聞いてみる、高校生の頃やっていた6mAMを聞いてみるのもいいか、と。 22日に注文 →27日に到着、お隣の国とは云え早いです。手のひらにスッポリ収まるコンパクトさ。これで出力5Wとはびっくりします。
  1. バッテリーチャージャーのACプラグがEU仕様(USB充電も可)、付け替えました。充電器のLEDが赤→緑(黄)で充電完了。
  2. アンテナ端子はSMAですから外部アンテナを付けるにはBNC変換アダプタが必要。
  3. 同梱の取説は英文、日本語の取説をnetから落として読んだのですが多機能で複雑、サッパリ分りません。メニューだけで51項目もあります。
  4. 試しに付属のアンテナでFM(F+0)を聞いてみました。切り替え時に大きなクリック音が出ます。一昔前のトランジスターラジオの様な音で、アイネ・クラネ・ナハトムジークが軽快になっています。ラジオとしても使えそうです。
Baofeng プログラミング ケーブル BAOFENG UV-5R/5RA/5R Plus/5RE, UV3R Plus, BF-888Sに対応! (64ビットのWIN7にも対応可能) ファームウェア書き換え
 ファームウェアは、メニューが日本語化されたweboo氏のuv-k5-firmware-rx-jpを使いました。amazonのプログラミングケーブルを使い、web上でわずか十数秒で書き換え完了(Windows10)。リセットすると広帯域受信機となります。
  1. 送信無効化
  2. 15-1300MHz?
  3. 周波数ステップ;0.01k-200kHzの18ステップ、20kもある
  4. AM/FM/SSB 受信、AM高音質化
  5. Sメーター表示、スペアナ表示
  6. メモリ編集ソフト CHIRP for UV-K5-RX-JPが利用可能(但し¥980)

などに機能が拡張されます。ファームウェアにはいろいろあるようで、入れ替えることも出来るそうです。
 →ファームウェアを多機能なIJVに入れ替えました、多機能でfreeのCHIRPが使えます。

使い方
 簡単な「使い方/チートシート」があり取説より分かりやすいです。
  • 10キーの長押しでも呼び出し可能
  • サイドキーF1短押し→A/Bチャンネル切替、長押し→FM/AM/SSB切替
    サイドキーF2短押しやスキャン開始、長押し→周波数ステップ変更
  • VFO/メモリースキャン
  [F2] or *長押し:スキャン開始 VFOスキャン中
  UP or DOWN:スキャン方向切替
  M or PTT:スキャンを停止して最後に見つかった周波数に戻る
  EXIT:スキャンを停止して開始時の周波数に戻る
  メモリースキャン中、*長押し:スキャンリスト ALL(*), Ⅰ, Ⅱ の切替 e.t.c.
 いろいろ試してみます。

【追記】
 jh4vajさんのUV-K5サイトが情報量が多いです、参考にさせていただきました。保証認定も取られた様です。KD8CECさん(uBITXのファームウェア開発者)のサイトでは、CWとSSTVが追加され、FMチップを入れ替えたフル HF 帯域受信改造まであります。

【ここまでのUV-K5 】
7) KD8CECファームウェア
6) ファームウェアを多機能なIJVにしてみた
5) PCでチャンネル登録egzumer/uvk5-chirp-driver
4) ファームウェア入れ替えegzumer)
3) 144〜1.2Gのアンテナ
2) 自作アンテナ(1.2Gヘンテナと430Mアストラルプレーン)
1) 買ってみました +ファームウェア入れ替え・・・このページ

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